1年 大地の変化(穴埋め問題)
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火山
- マグマ・・・地球の地下深くにある、高温で液体状の物質。
- 火山噴出物・・・火山の火口から噴出されるもの。
- 溶岩・・・マグマが地表に流れ出たもの。冷えて固まったものも溶岩という。
- 火山ガス・・・主成分は水蒸気で二酸化炭素などを含む。
- 火山灰・・・細かい溶岩の粒
- 火山弾・・・マグマが空気中で冷え固まったもの
- 火山の形
- 盛り上がった形(釣鐘状、ドーム状)
- 溶岩は白色っぽい
- マグマの粘り気が強い
- 噴火は激しい
- 円すい形(成層火山)
- 溶岩は灰色っぽい
- マグマの粘り気は中程度
- 噴火は爆発とマグマの流出が交互
- うすく広がった形(たて状)
- 溶岩は黒色っぽい
- マグマの粘り気は弱い
- 噴火はおだやか
- 盛り上がった形(釣鐘状、ドーム状)
- 火成岩・・・マグマが冷え固まった岩石
- 火山岩・・・マグマが地表や地表近くで急激に冷え固まってできる。
- 石基と斑晶からなる斑状組織をもつ
- 流紋岩、安山岩、玄武岩などがある
- 深成岩・・・マグマが地下深くでゆっくり冷え固まってできる。
- 同じくらいの大きさの結晶が並ぶ等粒状組織をもつ
- 花こう岩、閃緑岩、はんれい岩などがある
- 火成岩をつくる鉱物
- 鉱物・・・火成岩を作っている粒。マグマが冷えてできた結晶。無色鉱物であるセキエイ、チョウ石と有色鉱物であるクロウンモ、カクセン石、キセキ、カンラン石がある。
- 火山岩・・・マグマが地表や地表近くで急激に冷え固まってできる。
※花こう岩が白っぽいのは、セキエイとチョウ石が多く含まれているからである。
地層と大地の変化
地層のでき方
- 風化・・・雨や風、太陽の熱などの影響で岩石などが崩れていく現象。
- 侵食・・・流水のはたらきで岩石などがけずられること
- 運搬・・・水のながれによって、土砂などが運ばれること
- 堆積・・・下流や河口、海底に土砂などが積もること
地層
- 流水で運ばれてきた土砂が海底に層状に積み重なり押し固められることで地層ができる。
- 地層は下から順番に堆積するため、下の層ほど古くなる。
- 地層が堆積する土砂の粒径は、海岸に近いほど大きく、遠いほど小さくなる。
- れきの地層→海岸近くで堆積
- 砂の地層→海岸から少し離れて堆積
- 泥の地層→沖で堆積
- 火山灰の地層→その時代に火山活動があったことがわかる。
- 昔の生物の痕跡である化石を含むことがある。
堆積岩
- 堆積岩・・・堆積物が長い年月をかけて押し固められた岩石
- れき岩→れき(2mm以上)が固まってできた岩石
- 砂岩→砂(0.06〜2mm)が固まってできた岩石
- 泥岩→泥(0.06mm以下)が固まってできた岩石
- 凝灰岩→火山灰などの火山噴出物がかたまってできた岩石
- 石灰岩→サンゴなどの石灰質が固まってできた岩石。うすい塩酸をかけると二酸化炭素が発生する。
- チャート→放散虫、ケイソウなどのケイ酸質の殻をもつ生物などからできた岩石。
- 堆積岩には、粒が丸みを帯びている、粒の大きさが等しい、化石を含むことがあるなどの特徴がある。
化石
- 示相化石・・・地層が堆積した当時の環境を知ることができる化石
- 示相化石は、生きられる環境が限られ、現在も生きていて生活のようすがわかっている生物の化石が適している。
- サンゴ→あたたかくて浅い海
- シジミ→湖や河口付近
- ブナ→寒冷な気候
- ホタテ→冷たい海
- 示準化石・・・地層が堆積した当時の時代(年代)を知ることができる化石
- 示準化石は、広い範囲に短い期間生息していた生物の化石が適している。
- 古生代→フズリナ、三葉虫
- 中生代→恐竜、アンモナイト
- 新生代→ビカリア、ナウマンゾウ、マンモス
- 古生代、中生代、新生代などは、地層や化石をもとにした時代区分で地質年代という。
地層の観察と大地の変化
- 露頭・・・地層がむき出しになっているところ
- 断層・・・地層が上下、または左右にずれている状態。
- 隆起・・・地面が持ち上がること
- 沈降・・・地面が沈むこと
- しゅう曲・・・地層に力がはたらいて、地層が曲がったもの。
- 海岸段丘・・・海岸沿いに見られる階段状の地形。土地が隆起したり、海面が下がることで起こる。
- 扇状地・・・山地から平野に変わる部分に、土砂などが堆積してできた扇状の地形
- 三角州・・・河川が海に流れ込む地点にできる三角形の地形
地震
地震のゆれと伝わり方
- 震源・・・地下で地震が発生した場所
- 震源距離・・・観測地点から震源までの距離
- 震央・・・震源の真上に位置する地表の地点
- 震央距離・・・観測地点から震央までの距離
- ふりこの性質を利用して地震を記録する装置を地震計という。
- 地震のゆれが始まった時刻の等しい地点を線でつなぐと震央を中心とした同心円状になる。
地震のゆれの伝わる速さ
- 初期微動・・・初めにくる小さなゆれ。縦波でP波という。伝わる速さが速い。
- 主要動・・・後からくる大きなゆれ。横波でS波という。伝わる速さが遅い。
地震の波の速さ[km/s]=震源距離[km]÷伝わるのにかかった時間[s]
- 初期微動継続時間・・・P波とS波の到着時刻の差。初期微動継続時間は震源距離に比例して長くなる。
震度とマグニチュード
- 震度・・・地震のゆれの程度を震度階級をもとに0〜7の10段階で表したもの。震度5と震度6は弱と強の2階級ある。
- ふつう震源に近いほど、また地盤がやわらかいほど震度は大きくなる。
- マグニチュード・・・地震そのものの規模。単位はM。マグニチュードが1大きくなるとエネルギーは約32倍になる。
地震による災害
- 建物の倒壊・・・激しいゆれによって建造物が倒壊したりする。
- 火災・・・地震によって、火災が発生することがある。
- 津波・・・地震などが原因で発生する大きな波、街がのみこまれたりする。
地震の原因
- 海洋側のプレートを海洋プレート、大陸側のプレートを大陸プレートという。
- 地球の表面をおおうプレートが動くことで地震が起こる。
- 海洋プレートが大陸プレートの下に沈み込む
- 大陸プレートの岩石にひずみができる
- ひずみにたえきれなくなった大陸プレートが反発して、地震が起こる。
- 海洋プレートと大陸プレートによって起こる地震の震源は、海洋側から大陸側にいくほど深くなっていく