理科の実験を行う際の注意点についてまとめました。ご活用ください。
『実験の諸注意まとめ』
【実験の基本】
- 濡れ雑巾→火を消したり薬品を拭かせる
- 髪はくくらせる→髪が燃える
- 座って実験しない→逃げられるようにしておく
- 机の端にものを置かない
- 実験道具は最小限にする
- 白衣→綿で燃えにくく化学変化に強い、また色がわかるように白色になっている
【実験器具について】
試験管
- 溶液を入れすぎない
- 加熱時は傾ける
- 強熱は避ける
- 口は人に向けない(突沸を防ぐため)
丸底フラスコ
沸騰させるときは半分以下
三角フラスコ
加熱には基本的に使わない(割れる恐れが高い)
【ろ過】
- ろ紙には裏表がある、ツルツルをろうと側、ザラザラが試薬側(内側)
- ガラス棒はろ紙が三重になっている部分にあてる。その際ガラス棒はろうとの先がビーカーに当たっている側のぎゃくにする。
- 粒子が小さいときは面積を広く取るためにヒダろ紙を使用する
【濃硫酸の薄め方】
- 水に濃硫酸を入れて薄める
- 濃硫酸に水を入れると急激に温度が上がり沸騰して危険
【焦げつきのとり方】
ビーカーに濃い水酸化ナトリウム水溶液を入れ、一晩つけ込むととれる
【ガスについて】
- 都市ガス→空気より軽い→ガス検知器は天井につく
- プロパンガス→空気より重い→ガス検知器は地面につける
ということで実験所注意まとめでした。
改めて調べてみると知らないことが多かったです。都市ガスとプロパンガスの違いとかは授業でも授業小ネタとして使えますね。ときどき、基本に立ち返るのも大切だと思いました。